構図を組み合わせて使えば、写真はより安定し、印象的になる

カメラを手に取って間もないころ、写真を安定させるためには「構図が大事だ!」と言われました。

三分割構図、日の丸構図、対角線構図、放射線構図、三角構図……。書籍やネットで勉強してみましたが、ほとんどの作例が風景写真なんですよね。当初は基本構図をどうポートレートに活かしていいのか分からず、悩む日々を過ごしました。

そこで「ポートレートにおける基本構図の使いかた」について、作例を交え、数回に分けて解説したいと思います。

これまでは、一つひとつの構図を紹介してきましたが、今回は応用編。構図は複数組み合わせて使うことで、より安定した印象的な写真にできるので、ここではその例を紹介します。

三分割&日の丸

構図を組み合わせて使えば、写真はより安定し、印象的になる

放射線&対角

対角&シンメトリー

額縁&シンメトリー

二分割&日の丸

フィボナッチ螺旋構図

また、組み合わせではありませんが、最後に「黄金比(フィボナッチ螺旋構図)」を紹介します。黄金比についての説明は割愛しますが、自然のスケールで見られる普遍的な構図です。

モデル:宮崎あみさ / 西山乃利子

執筆・撮影 : 関根いおん

IT企業に勤務しながら2年前よりカメラマン活動を行う。「その日一番輝いている瞬間を」をテーマに、タレントを中心に撮影。▼連載 ・RADIO EVA ・美少女スクランブル ▼SNS ・Twitter ・Instagram ・note

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