キーボードに傾斜を加えて快適化するグッズ色々

常用キーボード「REALFORCE for Mac TKL」の使用感に近づけたい

 俺が現在メインで使っているキーボードは東プレ「REALFORCE TKL for Mac」。2019年末の発売と同時に購入して使った瞬間惚れ込みつつ予備にもう1台買ったほど、俺的にはサイコーに使いやすいキーボードなのである。

東プレ「REALFORCE TKL for Mac」。静電容量無接点方式キースイッチを採用したmacOS向けテンキーレスキーボードで、接続タイプはUSB。合計8種類がラインナップされていて、写真は「REALFORCE TKL SA for Mac/R2TLSA-US3M-WH」。実勢価格は2万5000円前後を中心としてけっこう値幅がある

 ↑コレをサイコーのキーボードだと感じているんだが、しかしながら接続タイプがUSB。末長く使うキーボードとしては良い仕様だとは思うが、iOSやiPadOSのデバイスと接続するには変換アダプターが要るなど一手間かかる。

キーボードに傾斜を加えて快適化するグッズ色々

 でもKeychron K1なら(REALFORCEとは打鍵感は全然違うが)Mac以外のAppleデバイスと無線接続して使うに好適だろ絶対!!! と思い、Keychron K1傾斜UP作戦実行というわけである。

 さて、どんな角度にすればいいのかな? 使用中のREALFORCEの角度と合わせればいいのだろうか? 机面からキートップまでの高さとかも使い勝手を左右すると予想されるが……。まあ実際にKeychron K1を傾斜させてタイプしてイイ感じだったら、その角度がイイってことになるので、あれこれ試していこう。

Keychron(左)とREALFORCE(右)を比べてみた。REALFORCEは脚を立てた状態で常用している。机面からキートップまでの高さを比較すると、数字キー列の高さはKeychronが約25mmでREALFORCEが約45mm。スペースキー列の高さはKeychronが約20mmでREALFORCEが約27mm

 で、まずはノートPCの下に置いて使う脚を試した。本来の目的はノートPCの下部に空間を設けて放熱性を高めたり、ノートPCの画面位置やキーボード角度を調節することで快適性を高めるというもの。Amazonで売られていたAIYUJIWUブランド品で、お値段は1998円だった。

AIYUJIWUブランドのノートPCスタンド。2個セットの高さ調節可能な脚で、本体をひねると無段階で高さ(25mm〜35mm)を変えられる。素材はアルミとシリコーンっぽい滑り止め。グレーの滑り止めが見えるのが机面に当たる側で、このグレーの面にはマグネットが仕込まれていて、携帯時は合体させられるKeychronの後方にセットしてみた。このノートPCスタンドは25mm〜35mmの間で高さを調節できるが、キーボード裏面のどこを支えるかにより、これより幅広く高さを調節できる。実測では、数字キー列高さを約39〜44mmに、スペースキー列高さを約20〜21mmに調節できた

 いいじゃんいいじゃん!!! 俺の場合、このノートPCスタンドを最低の高さにし、Keychron K1後方背面のエッジ近くを支えると快適に使える傾斜となった。REALFORCEの傾斜とは異なるが、Keychronだとこの傾斜がイイ感じ。

 よっしゃコレだゼ!!! このノートPCスタンドとKeychron K1の組み合わせで汎用していくゼ!!! とは思ったが、すぐに少々の面倒を発見した。

 このノートPCスタンドの場合、使うたびに机上の適切な位置に置く必要がある。適切でない位置だとイマイチな使用感の傾斜となる。またそれ以前に、片方のスタンドがズレた位置にあると、キーボードがガタつくのであった。たぶんノートPCで使っても同様の面倒を感じると思う。てなわけで毎日の常用には向かない感じ。