ASCII.jp 新生活に! 低価格な無線LANルーターの後悔しない選び方

レンタルルーターの料金は意外と高い……無線LANルーターを買えば安くできる!

無線LANを手っ取り早く導入できるレンタルルーターなのだが、“レンタル”というだけに、そのほとんどは有料となる。また、有線LANのルーターとしては無料だが、無線LAN機能の追加には別途料金がかかるといった場合もあるので注意が必要だ。

ASCII.jp 新生活に! 低価格な無線LANルーターの後悔しない選び方

SoftBank光のレンタルルーター(ホームゲートウェイ)と無線LANの例。価格はプランや回線の契約によってイロイロ変わり、しかもわかりにくいことが多い

例えば無線LANルーターのレンタル料が月750円とすれば、1年間で9000円も支払うことになる。これだけの金額があれば、ミドルクラスの最新無線LANルーターが買えてしまうだけに、安易にレンタルを選ぶのは金銭的に損をすることになるわけだ。レンタルだと故障時に無料で交換してくれるという安心感があるものの、購入した無線LANルーターにも1年間程度の保証がついているため、大きなメリットとはいえないだろう。

ただし、「ひかり電話」のように特殊な機能が必要となるサービスを使う場合は、レンタルルーター(ホームゲートウェイ)がほぼ必須となり、通常のルーターと単純な置き換えができない。例えば300円で無線LANが追加できるとすれば、9000円支払うまでにかかる期間は2年半となるため、この場合は素直にレンタルで無線LANを追加してしまう方がよさそうだ。

レンタルルーターの最大の欠点は、借りるルーターの機種をこちらが指定できないこと。低価格、もしくは無料で無線LANルーターがレンタルできるとしても、無線LANの対応規格に不満を感じてしまう……なんてこともあるわけだ。

NURO光の例。無線LANが無料で使えるが、速度の最大は450Mbps止まり。最近の11acルーターならミドルクラスで867Mbpsに対応しているだけに、やや見劣りしてしまう