テレワークでできる節電対策は? PC関連の電気代を検証!! ――自宅の節電を考える(その3)
ノートPCはデスクトップPCより格段に省エネだった
筆者は外出時はMacBook Proを使用している。
10年以上前、名古屋在住で東京へ出張する機会が多かった頃はノートPC(当時はLet's note)の使用頻度は高く、タブレットがない時代は自宅のソファーでも利用していた。最近はソファーにはタブレットが置いてあり、外出も減ったのでMacBook Proの出番は少ない。
知り合いには自宅も外出先も同じノートPCを使用している人もいるし、テレワーク中のサラリーマンはノートPCを使用している人が多いだろう。筆者のMacBook Proの消費電力は、起動時が30~40W、アイドリング状態は8~10Wくらいとなる。普通に操作をしている時の消費電力は平均15Wほどである。
起動時の消費電力は30~40Wアイドリング状態になると8~10Wほど操作時は15Wくらいで上下するファイルコピーをすると少し増えて18Wくらいで上下し、動画変換では35W近くまで上昇する。スリープ中は0.7W、シャットダウンすると0.6Wとなる。スリープとシャットダウンの差はわずかで、いずれもデスクトップPCと比べると格段に消費電力は少ない。
ファイルコピーをすると少し増えて18W動画変換では35W近くまで上昇スリープ中は0.7Wシャットダウンすると0.6W平均的な消費電力を15W。電気代を計算すると0.38円/時間。1日の使用時間を8時間と12時間の場合で1日と1か月の電気代をそれぞれ計算してみた。
ノートPCの電気代
1日の稼働時間 | 1日の電気代 | 1か月の電気代 |
8時間 | 3円 | 90円 |
12時間 | 4.5円 | 135円 |
ノートPCの電気代は月に100円ほど。デスクトップPCよりかなり低コストだ。エアコンなどと比べるとはるかに少なく、自宅仕事の電気代としては大きな負担にはならないだろう。