秩父市と二人三脚で秋冬季に観光客誘致 西武鉄道が「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」発売
コロナ禍による不振ばん回は、沿線自治体との二人三脚で!
西武鉄道は2021年10月8日から2022年3月10日までの約5ヵ月間、埼玉県秩父市を訪れるレジャー・観光客の利用を意識した企画きっぷ「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」を発売している。
2020年度に続く2年連続の秋冬閑散期の利用促進作戦で、通年発売する「秩父漫遊きっぷ」について、期間を限定して発売額を引き下げる。通常発売額との差額(大人で最大640円、子どもで同じく320円)は、秩父市が助成する。
きっぷは2日間有効。西武鉄道各駅(小竹向原駅、池袋・秩父線高麗―西武秩父間9駅、多摩川線6駅を除く)からの設定で、発駅―高麗駅間の往復乗車(1回限り)に加え、高麗―西武秩父間は2日間乗り降り自由とする。
観光面の特典では、①「西武秩父駅前温泉 祭の湯」温泉エリア入場券、②「同」フードコート食事券、③「同」物販エリア買い物券、④秩父ゾーン「バスフリーパス2日券」(西武観光バス一部路線に限る)、⑤三峯神社行き急行バス乗車(片道)、⑥「トヨタレンタリース埼玉 西武秩父駅前店」レンタカー特別料金――の6種類から、一つをチョイスできる。
発売額は池袋発、西武新宿発がいずれも1590円(大人)などで、通常の「秩父漫遊きっぷ」(2230円)に比べ、約3割引きになる。西武は「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」の設定期間中、通常の秩父漫遊きっぷの発売を取りやめる。
画像:西武鉄道(パンフレット表紙イメージ)記事:上里夏生
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