「いくつになってもあざとかわいく!」30歳・休井美郷の“かわいい”論

取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部

Amazonプライム・ビデオで配信中の人気婚活サバイバル「バチェラー・ジャパン シーズン4」に参加して、その「あざとかわいさ」が話題となり、今やテレビに雑誌に引っ張りだこの休井美郷さん。

30歳でバチェラーに参加し「人生が変わった」と語る彼女に、30歳以降の「あざとかわいさ」の作り方と、年齢や将来に関する考え方を聞いてみると……非常にシンプルで、しかし大切な考え方が見えてきました。

■思い描いた30歳とは違った景色。シンプルに「楽しい選択」を追求しただけ

ーーバチェラー・ジャパンには結婚を強く意識して臨んだそうですね。もともと、いつまでに結婚したいという目標はありましたか?

目標にしていたというよりも、20代の頃はごく自然に「30歳の自分は結婚しているだろう」と思っていたんです。気づいたら29歳で、ふと料理している時とかに「あ、結婚したいな」という考えがよぎることがあって、なんとなく一歩踏み出してみたのが、私にとってのバチェラー・ジャパンでした。

ーーバチェラー・ジャパンに参加して、結婚観や人生観に変化はありましたか?

変化は多かったと思います。もともと外見で異性を好きになってしまうタイプでしたが、人生で初めて、中身を知って誰かを好きになるという経験ができて、大切な価値観が変わってきたように感じています。

それに、ずっと自分の30代は「専業主婦になって、子どもと穏やかに暮らすんだろう」というぼんやりしたイメージしかなかったんです。だけど、今こうしてバチェラーがきっかけで、今までとは全く違うお仕事ができるようになって、本当に楽しくて。20代の頃に想像した30歳とは、180度違う自分がいます。

ーー想像とは違う30歳の自分を、今どう捉えていますか?

想像していたより、何倍も楽しい自分になれたと思います。だけど、人生を変えるために大きな努力をしたつもりはなくて。

30歳でバチェラーに参加するのも、もう遅いんじゃないかって少しだけ考えたりしたけど……私はただ、その時の自分にとって一番楽しい選択をしているだけなんです。だから、意外とシンプルに受け止めているかもしれません。

ーーでは、今の自分に違和感は全くないですか?

強いていうなら、そもそも自分が30歳なんだってことが一番違和感なんですよ。ついこの間まで16歳だったじゃんって(笑)。でも、今の暮らしに違和感は全くないですね。むしろ、今までで一番楽しい気がしています。みんなもそうだと思うけど、30歳って仕事でもプライベートでもできることの幅が広がってきて、今までとは違う景色が見えるタイミングなんだと思うんですよね。

想像した生活と違っていても、楽しければいいと思うんですよ。そもそも私は、起こってもいない先のことを想像して不安を抱えるのが好きじゃないので「今自分が楽しい」が常に第一優先です。

ーーじゃあ、将来が不安で病んじゃう、なんてこともない?

ないですね〜。ネガティブなタイプの友人にそういうことを相談されることはありますけど、私は常に「頑張ってきた努力は消えない」ことと「なんとかなるよ」ってことは伝えるようにしています。

私自身前向きなので、だいたいの悩みは最後に「まあいっか」って思っちゃうタイプなんです。その生き方で困ったこともないので、人生ってけっこうなりゆきでどうにかなるのかなって思います。

■10代の頃はギャルだった!? 狙ってつくらない休井流「あざとかわいい」論

「いくつになってもあざとかわいく!」30歳・休井美郷の“かわいい”論

ーー休井さんはファッションや美容に関しても、SNSで反響を得ていますよね。ファッションや美容について、年齢に応じて変化したことはありますか?

これも、年齢で変わったことは全くないんですよ。常に、自分が着たい服を着ているだけなんです。

実は私、10代の頃はギャルだったんですよ。つけまつ毛を重ねたり、濃いメイクが好きだったりした時もあったけど、20代になってからは自然と今に近いフェミニンなスタイルが好きになりました。

ーー似合うファッションよりも、好きなファッションを追求されているんでしょうか。

多少、もっとナチュラルメイクにした方がいいのかなとか、考える時期もありました。でも、結局はフィーリングで自分が好きなルックを選んじゃいますね。

今はみなさんに「あざとかわいい」って言ってもらえることが多いけど、意識したことはなくて。ただ好きな服を着ていたら、それを評価してもらえたので「自分はこのままでいいんだな」と、より安心できました。

ーーアラサーになるとなんとなく「あざとい」とか「かわいい」から卒業しなくてはいけないような強迫観念に駆られる女性もいると思うのですが、休井さんはどう考えていますか?

そもそも「あざとかわいい」って、大人になればなるほど深みが出てくるものだと思うんですよ。若い頃はぶりっ子みたいになっちゃうのかもしれないけど、大人になればなるほど、相手に気遣いができるようになるじゃないですか。

私にとっての「あざとかわいい」って、いかに相手を楽しませてあげられるかだと思ってるので。むしろ、どんどん追求していくべきだと思います。

ーーなるほど。休井さんにとってのあざとさは、一種のホスピタリティなんですね。

恋愛だと尽くすばっかりじゃだめなので、押して引いては必要だと思うんですけどね。でもとりあえず、かわいくて困ることってひとつもないと思うんですよ。私は、あざとくかわいくなっていくのは女性としての成長だと思っています。

ーーかわいい服を着て、周りに気を配れる女性が「あざとい」なのだとすれば、「あざとかわいい」は女性としてのひとつの最終形態という感じもしますね。

■「40歳になってもあざとかわいく」その時の自分の幸せに全力コミット

ーーファッションに関しても人生に関しても、常に自然体でテンションが上がる選択をされているんですね。

無意識にメンタルコントロールしているのかもしれません。だから、悩んだりすることも少ないのかも。

ーーちなみに、10年後の自分を想像してみたら……どんなふうに生きていたいですか?

え〜! 40歳になったら、やっぱり家庭を持っていたいし、子どももほしいかな。でも仕事も続けていたいので、両立していきたいですね。

ーーその10年後の想像って、かなえたい「夢」ですか?

そうではないですね。その時自分が幸せと思える選択をしたいので、もしかしたらこのまま仕事がどんどん楽しくなって、結婚とかしなくていいや! って言っている40歳の自分がいてもおかしくないです。

優先順位って常に更新されていくと思うので、先の将来を決めすぎない方が、今を楽しく生きやすいと思います。

ーーでは、40歳になっても「今を楽しく」が目標ですね。

そうですね。あと、もっとあざとかわいくなっていたいなと思います。40歳になった時には、きっと今とは違う種類のあざとさを持っていると思うので、それも楽しみですね。